普通の人だから面白い

最近、ちょこちょこ落語を聞いています。

きっかけは【あかね噺】という漫画で
連載当初1話目を読んで衝撃を受けたところからでした。

落語を題材としたこの作品が本当に面白くて
いつしか現実でも落語に触れるようになっていて。

移動中や休憩中にスマホから流して聴きながら
次はいつ実際に聴きに行けるかなぁなんて思っています。

そしてふと
どうして“落語そのもの”に面白さを感じたんだろう、と考えたんです。

これまで一切触れてこなかったのに。

少し考えてみて
ひとつ、しっくりくる理由が見つかりました。

それは
「普通の人」が主役だから、でした。

物語って
特別な才能を持っていたり
大きな運命を背負っていたり
少し非日常な世界が描かれることが多いですよね。

でも、落語に出てくるのは違っていて。

見栄っ張りや意地っ張り、
ちょっとズルい人や怠け者、
つい余計な一言を言ってしまう人など。

どこかで見たことのあるような
そして、ちょっと自分にも覚えのあるような、
そんな人たちばかりなんです。

物語も
大きな事件が起きるわけじゃなくて
小さな失敗や
ちょっとした嘘の話だったりするんです。

でも、だからこそなのかも、って思って。

時代も、暮らしも、価値観も違うのに
「わかる~」って思えてしまう。

気づけば笑っていて
気づけば少ししんみりしていて。

きっと
人の“根っこの部分”は、
昔も今もあまり変わらないんでしょう。

だから私は
あのなんとも言えない雰囲気が好きになって
気が付くと
また落語を流しているのだと思います。

少しだけ肩の力を抜いて、
「人ってこうだよなぁ」と笑える時間。

そんな時間出会えて
私は幸せをまた1つ見つけられた気がします。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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