カウンセリングの“そのあと”に残るもの

カウンセリングの効果って、じつは
「その場でスッキリすること」だけではないんですよね。

むしろ、本当の意味での変化は
終わった“あと”に
少しずつ現れてくることが多いように思います。

カウンセリングの時間の中では、
自分がどう思っているのか。
どうなりたいのか。
本当はどうしたかったのか。

過去のことも、今のことも、これからのことも含めて、
少しずつ自分の気持ちと向き合っていきます。

そしてその中で、
これからどうしていくのかを
自分で”決めていく時間でもあります。

誰かに答えをもらうのではなく、
自分の中から見つけていく。

この体験は、カウンセリングの中の時間だけで終わるものではないんです。

実際にこんなお話を伺うことがあります。

「前に相談したときと似た状況になったんですが、あのときの相談を思い出したら、落ち着いて考えられたんですよ」

すぐに全部がうまくいくわけではなくても、
“思い出せること”や“立ち止まれること”が増えていく。

それも、確かな変化のひとつなんです。

もちろん、
また同じことで悩む日もありますし
思うようにできなかったと感じる日も来るでしょう。

それでも、
「前より少し早く気づけた」
「途中で立ち止まって考えられた」

そんな小さな変化も、ちゃんと意味のある一歩ですよね。

カウンセリングの中で得られるのは
「正解」というよりも、
自分で選べる感覚」なのかもしれません。

どう感じるかも、どう動くかも、
自分自身で決めていい。

そんな感覚が、少しずつ自分の中に残っていきます。

そしてもうひとつ残るのが、
自分の言葉です。

言葉にして誰かに伝えられたこと。
そのために自分の口から出てきた言葉。

そういった
「伝えられた」
「自分を表現して良かったんだ」
そんな体験として、
あとから自分を支えてくれることが多いのです。

それに、もしまた
似たような状況に出会ったとき。

あるいは
ひとりでは難しいと感じるとき。

「カウンセリング」という選択肢があることも、
あなたはもう知っていますよね。

カウンセリングそのものは
いつもそばにあるものではないかもしれません。

でも、いざというときに思い出せる
“心のお守り”のように
あなたの中に残っていくものです。

今日も、そしてこれからも。
あなたが少しでも穏やかに過ごせますように。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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