つながりの形はそれぞれでいい

子どもが生まれてから、
「感じ方の違い」について考えることが増えました。

よく言われるのが、
母親のほうが子どもへの実感が強く、
父親は少し遅れて実感がついてくる、という話。

実際、体の仕組みとしても、
母親は出産や授乳を通して
愛着に関わるホルモンが働きやすいと言われています。

一方で父親は、
一緒に過ごす時間や関わりの中で
少しずつ実感が育っていくことも多いそうです。

こうした親子のつながりは、
心理学では「愛着形成」と呼ばれることもあります。

ただ、こうした情報を目にすると、
お母さんとしても、お父さんとしても、
「自分はちゃんとできているのだろうか」と
不安になることもあるかもしれません。

でも、この“違い”は、
良い・悪いの話ではないのだと思っています。

そもそも人それぞれ、感じ方は違うものですし、
同じ人でも、そのときどきで揺れることも自然なことだからです。

大切なのは、
教科書や“誰か”と同じ形になることではなく、
“私たち”のペースや距離感で関わっていくこと。

受け取り方や伝え方の形やスピードが違っても、
互いの心は、少しずつつながっていくものだと思います。

一緒に過ごす時間の中で、育っていくものがある。

そんなふうに捉えられると、
少しだけ心がラクになる気がします。

それもまた、もしかしたら
“今の家族のかたち”なのかもしれませんね。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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